【山行報告】7月11日 【塔ノ岳・大倉尾根】夏山アルプス遠征へ!標高差1,200m「バカ尾根」ピストントレーニング
いよいよ控える夏山のアルプス遠征。その体力づくりと歩行技術の確認のため、丹沢の「大倉尾根(通称:バカ尾根)」をピストンしてきました。標高差約1,200mをひたすら登り詰めるこのルートは、現在の実力と安全登山の意識を測るには絶好の舞台です。
階段地獄と「堀山の家」の灯り
7月特有のまとわりつくような湿気の中、大倉を出発。見晴茶屋を過ぎると、いよいよ名物の「階段地獄」の始まりです。
中腹の「堀山の家」では、火災を乗り越えて力強く営業を再開されている姿がありました。ご苦労の中、登山者のために明かりを灯し続けてくださる姿勢に胸が熱くなり、我々も大きな勇気をいただきました。
疲労のピークと山頂でのご褒美
堀山の家から先、傾斜がキツくなる花立山荘への登りが一番の踏ん張りどころです。無心で高度を上げ、疲労もピークに達した頃、ようやく塔ノ岳の山頂(標高1,491m)に到着!
それまで上空を覆っていた厚い雲がすっと風に流され、ほんの少しだけ青空が。西の空を見ると、雲の隙間からうっすらと富士山の姿が確認できました。灰色の空の下を耐えて登ってきただけに、この一瞬の劇的な景色が何よりの達成感とご褒美になりました。
夏山本番に向けての課題と収穫
膝に負担のかかる長い下りを慎重にこなし、無事に大倉へ下山。今回の最大の収穫は、メンバーそれぞれが夏山本番に向けた「自身の体力的な課題」を明確にできたことです。
・長時間の登りに対するスタミナ配分
・急登や階段における歩行技術
・下山時の膝への負担軽減
頭で理解している以上の現実的な課題が浮き彫りになり、全員が今の自分と真摯に向き合う非常に有意義な一日となりました。「安全第一」の姿勢で、来たる夏山のアルプス遠征に挑みたいと思います!
詳細な山行記録・GPSログはこちら(ヤマレコ)
今回のより詳細なコースタイムやGPSログ、道中の写真はヤマレコにて公開しています。夏山トレーニングで大倉尾根に挑戦される方は、ぜひ参考にしてみてください!