【山行報告】10月3日~4日 【奥秩父縦走】甲武信ヶ岳〜雁坂峠|絶景の富士山と極上の山ごはん「すき焼き」を満喫

今回は、1泊2日で西沢渓谷から徳ちゃん新道を登り、甲武信ヶ岳を経て雁坂峠へと抜ける奥秩父の縦走ルートを歩いてきました。

テント泊4名、小屋泊1名の合計5名でのグループ登山。初日のガス(濃霧)の中での修行のような登りから一転、2日目は見事な快晴に恵まれ、常に雄大な富士山を眺めながらの稜線歩きを楽しむことができました。夜はメンバーで持ち寄った豪華な「山すき焼き」も堪能し、心身ともに満たされた充実の山行記録をお届けします。

1日目:徳ちゃん新道の急登と、ご褒美の「山すき焼き」

スタート地点の西沢渓谷からねとりインフォメーションを経て、徳ちゃん新道へ。このルートは奥秩父特有の深い樹林帯が続き、序盤から容赦のない急登が連続します。木の根が張り出した段差や傾斜のきつい尾根道が続くため、息を切らさない程度のペース配分が重要です。

この日はあいにく真っ白なガスに包まれ、眺望はほぼゼロ。しかし直射日光を遮ってくれたおかげで、極端な体温上昇を防ぎながら一定のペースで黙々と高度を稼ぐことができました。

甲武信小屋で仲間と囲む絶品すき焼き

過酷な登りを終え、無事に甲武信小屋へ到着した後は、この日のメインイベントである「すき焼きパーティー」の始まりです!

メンバーで手分けして重い食材(牛肉、長ネギ、焼き豆腐、春菊など)を担ぎ上げた甲斐があり、山の上とは思えないほど豪華な夕食に。テント泊組と小屋泊組が自炊スペースに集まり、甘辛い割り下の香りが漂うなかでワイワイと鍋をつつく時間は、グループ登山ならではの醍醐味。ガスで冷え切った身体も芯からポカポカと温まりました。

2日目:快晴の稜線歩き!富士山を望む極上の縦走路

前日とは打って変わり、朝から雲一つない快晴!甲武信小屋から甲武信ヶ岳山頂を経て、雁坂峠へ向かう奥秩父主脈縦走路へと足を踏み入れます。

樹林帯を抜けると視界が開け、進行方向の右手に終始立派な富士山を望むことができる極上のトレイルが続きます。破風山避難小屋からの急な登り返しや、東破風山、雁坂嶺へと続く細かなアップダウンはありますが、笹原が広がる美しい稜線と絶景のおかげで、足取りも軽く心地よく進むことができました。

過度なスリルを求めるのではなく、美しい景色を眺めながら心穏やかに歩く、セロトニンたっぷりの縦走路です。

下山時の注意点:沓切沢周辺は慎重に

雁坂峠からの下山ルートは、井戸ノ沢出合から沓切沢へと一気に高度を下げます。この沢沿いの下りは、滑りやすい苔むした岩や足場の不安定な箇所、小さな渡渉ポイントが含まれるため注意が必要です。疲労が溜まる下山の終盤だからこそ、最後まで気を抜かず確実な足運びで雁坂トンネル有料道路料金所付近へと下り立ちました。

詳細なルートやコースタイムは「ヤマレコ」へ!

奥秩父の深い森、過酷な急登、仲間と楽しむ最高の山ご飯、そして富士山を望む極上の稜線歩き。天候のギャップも含め、登山の魅力がたっぷりと詰まった素晴らしい1泊2日の縦走となりました。

本記事でご紹介したルートの詳細なGPSログ、各ポイントの通過時刻(コースタイム)、より多くの現地の写真については、登山の記録共有サイト「ヤマレコ」にて公開しています。

これから甲武信ヶ岳〜雁坂峠の縦走を計画されている方や、テント泊での山ご飯の参考にしたい方は、ぜひこちらから詳細な記録をご覧ください!

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