【山行報告】11月24日~25日玉山(台湾)

ついに、アルペンクラブK2の歴史に新たな1ページが刻まれました!

クラブ創設以来、メンバー一同がいつかは行きたいと夢見ていた「海外遠征」。その記念すべき第一歩として選んだのは、日本のお隣、台湾にそびえる北東アジア最高峰「玉山(Yushan / 標高3,952m)」です。

今回は、なぜ私たちが初の海外遠征に玉山を選んだのか、そして実際の登山の様子や難易度について、現地の熱気とともにお伝えします。

初の海外遠征に「台湾・玉山」を選んだ理由

「海外の山」と聞くと、危険で過酷なイメージを持たれる方も多いかもしれません。しかし、私たちが玉山を選んだ最大の理由は、むしろ逆です。

玉山は「海外登山初心者」にとって最適であり、私たちが最も大切にしている「安全登山」を実践できる山だからです。

標高こそ富士山を超える3,952mですが、登山道は非常によく整備されています。危険箇所には鎖や手すりがしっかりと設置されており、「海外の山=危険」というイメージを良い意味で覆すほど歩きやすい道のりでした。おかげでメンバー全員が、不安なく一歩一歩を楽しむことができました。

登頂成功の鍵は「排雲山荘」の予約確保にあり

今回の遠征で最もハードルが高かったのは、実は3,952mの頂きへのアタックではなく、宿泊地である「排雲山荘」の予約争奪戦でした。

玉山登山において、この山荘の確保はまさに「プラチナチケット」。今回は奇跡的に予約を確保できたことが、安全登山の要となりました。

  • 標高3,402mでの休息: しっかりと睡眠をとれる設備の良さ
  • 高度順応: 山頂アタック前に体を高所に慣らすことができる

この山荘で過ごす時間があったからこそ、高山病のリスクを最小限に抑え、万全の体調で翌日の登頂に挑むことができたのです。

玉山の難易度は?富士山経験者なら登頂可能!

これから玉山を目指す方へ、あえて言わせていただくなら、 「日本の富士山に登れる体力と、基本的な装備があれば登れます!」

もちろん3,000mを超える高所ですので油断は禁物です。しかし、以下の点を守れば、特別な技術がなくてもこの絶景に手が届きます。

  1. ペース配分の徹底
  2. 基本的な安全管理
  3. しっかりとした装備

森林限界を超えた先にある荒々しくも美しい岩肌、そして3,952mの頂き……。あの感動は、仲間と共に安全に登りきったからこそ味わえる格別のものでした。

山小屋グルメと下山後の台湾観光も魅力

回復を支える「排雲山荘」の食事

排雲山荘では、温かくてボリューム満点の食事(有名なポーク/チキン定食!)が提供されます。 山の上でこれほど美味しい温かいご飯が食べられることは、安全登山を支える重要な要素です。「美味しく食べて体力を回復させる」。この好循環が、翌日の全員登頂成功へのパワーになりました。

台湾という最高のご褒美

無事に下山した後は、お待ちかねの台湾観光へ! 小籠包に活気あふれる夜市、そして台湾ビールの旨さ……。厳しい登山の緊張感から解放され、現地の文化を全身で楽しむ。この「メリハリ」こそが、心身ともに充実する海外遠征の醍醐味です。

アルペンクラブK2、次なる高みへ

今回の玉山遠征は、単なるピークハント(登頂目的)ではありません。 「初心者を含めたチーム全員で、安全に海外最高峰を目指す」 という、アルペンクラブK2らしい挑戦の形を示すことができました。

この経験は、クラブにとってかけがえのない財産です。「海外登山」という新しい扉を開いたアルペンクラブK2。この熱狂と安全への意識を胸に、私たちはこれからもまだ見ぬ景色を求めて登り続けます!

詳しくは(こちらをクリック)ご覧ください。

初心者向登山サークルアルペンクラブK2(東京 神奈川 千葉 埼玉 で活動)